2024年10月12日(土)~12月8日(日)
季節ごとの草花や美しい景観を詠んだ和歌、あるいは神話や歴史を伝える物語は、古くから人々の間で親しまれてきました。
本展では、こうした古典の歌・物語を題材にした作品をはじめ、それらを連想させる近現代の日本画をご紹介します。例えば、有名な歌枕の地を描いた横山大観・下村観山《三保松原・三保富士》や、日本神話の八岐大蛇伝説に取材した菱田春草《稲田姫(奇縁)》、風雅な遊びや装いを楽しむ池田蕉園《貝あはせ》や菊池契月《花之秋》などを展示。このほか、華やかな春秋の花鳥が典雅な和歌の世界を思い起こさせる池上秀畝《桜に雉子・紅葉鴛鴦》も初公開します。
絵筆によって紡がれる歌と物語の世界を心ゆくまでご堪能ください。
会期◎2024年10月12日(土)〜 12月8日(日)
開館時間◎10月31日(木)まで9:30~17:30(入館は17:00まで)
11月1日(金)から9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日◎ 月曜日
入館料◎一般1,000円 中高生600円 小学生300円
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